国立分区の活動-2015


みんなの力を合わせて   

 

国立分区長 林 キク子

 

 計らずも分区長を務めることになって早二ヵ月。役目がら果たさなければならない事があまりにも多く、驚いている暇さえありません。歴代の分区長はこうだったのだと、この年になって初めて気付き、尊敬の念を込め、何かにつけ前任者に教えてもらっています。

能力不足を心配する必要はありません。なぜなら、充足率96パーセントを誇るわが分区には、有能な人材がいっぱいだからです。社会の様々な分野で活躍している方ばかりです。その力を少しずつでも発揮してもらえば、大変な力になります。分区のあらゆることが解決できそうです。

 保護司会は、保護司法に定められた組織。時間的にもお互いにカバーし合い、活動そのものにやりがいを感じることができれば一番です。それが「社会を明るくする運動」の第一歩です。

 国立の第65回社明運動は、38の推進団体と23の協賛団体のもと、力強くスタートしています。日本中の刑務所、少年院で「プリズンコンサート」を360回以上も開き、受刑者のアイドルとも呼ばれているペペを招き、621()、芸小ホールで「コンサート&トーク」を行います。この催しを成功させることは「立ち直りを支える地域の輪」を広げることにもなります。

 7月の社明強調月間に向けて保護司みんなの力を結集し、関係団体と共に力強く進みたいと思います。

 


【2015年】

11月8日(日) 分区研修&藍綬褒章受章者祝賀会開催


国立分区では長年の更生保護活動を称えられ、2名の保護司が藍綬褒章の栄誉を授かりました。

今年は研修会をとともに受章者の祝賀会が開催されました。(水上)

研修会では、先日開催された「中堅保護司研修会」に出席された堀江副分区長より資料とともに詳細の報告がなされ、充実した研修となりました。


11月3日(火) 「くにたち市民祭り」にてのパレード


国立市では秋の恒例行事として、「くにたち市民祭り」が盛大に開催されます。

毎年、保護司会もパレードに参加し、その他防犯協会、薬物乱用防止協議会などとともに犯罪予防のキャンペーンを行っています。


10月9日(金) 分区研修会「更生保護法人 くにたち安立」の原状について


秋の自主研修は「更生保護法人くにたち安立」にて行われました。

施設長の木村先生(保護司)に、現在の更生保護法人の原状と安立の状況を詳しくお話しいただきました。更生保護の難しさ、そして成し遂げたときの充実感、保護司の必要性などを知ることができた研修となりました。



9月11日(金)分区管内研修「八王子少年鑑別所」


国立分区では「自主研修」の一環として年一回の管内研修を実施し、本年は八王子市の少年鑑別所を見学いたしました。今回はほぼ全員の出席となり大変有効な研修となりました。

当日は小林所長自ら詳細なご説明をいただき、1時間半の鑑別所業務、鑑別所法の解説、鑑別内容の詳細等をご講義いただきました。その後、所内見学、質疑応答をいただき充実した研修となりました。


6月12日(金) 分区研修会 「生活環境調整と保護観察導入について」

講師:樺沢貴子(東京保護観察所立川支部主任官)


国立分区「自主研修」報告


上記の分区自主研修会が6月12日に開催されました。樺沢主任官を講師にお迎えし、生活環境調整と保護観察の導入時に必要な諸手続きについて詳細な講義がなされました。

新任保護司には大変有効な研修会となりました。